• ご予約・お問い合わせ:0797-63-6882(平日・祝日 /9:30-19:00、土/18:30まで、木曜、日曜、祝日休診)
  • ご相談・お問い合わせ
  • 24時間受付:かんたんWEB予約
  • 24時間受付:かんたんLINE予約・相談
宝塚 歯科 エイチアンドエル

BLOG & COLUMN

マウスピース矯正はどのくらいで終わる?治療期間や長くかかるケース

こんにちは。兵庫県宝塚市「宝塚南口駅」より徒歩0分の宝南ショップス2階にある、宝塚南口駅の歯医者「宝塚歯科H&L」です。

マウスピース矯正の治療期間のイメージ

歯並びの改善を考えたとき、マウスピース矯正を検討する方が多くなっています。マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べて装置が目立ちにくく、取り外しも可能なため、人気が高まっているのです。

しかし、実際に治療を始める前には、どのくらいの期間がかかるのか、という点が気になるのではないでしょうか。治療期間は患者さま一人ひとりの症状やライフスタイルなどによって異なり、数か月で終わるケースもあれば、数年かかるケースもあります。

また、マウスピースの装着時間や使い方を守らないと、治療が予定よりも長くなることもあります。そのため、事前にしっかりと情報を得ておくことが大切です。

この記事では、マウスピース矯正にかかる治療期間について詳しく解説し、スムーズに治療を進めるためのポイントもご紹介します。

マウスピース矯正の治療期間

マウスピース矯正の治療期間を説明する歯科医師

マウスピース矯正の治療期間は、一般的に6か月から3年程度が目安とされています。

ただし、これはあくまで平均的な目安であり、患者さま一人ひとりの歯並びや矯正の目標、治療に対する協力度合いなどによって大きく異なります。例えば、前歯のわずかなズレを改善したい場合は、数か月で治療が完了することもあります。

一方で、歯を大きく動かす必要がある場合は、2年以上かかるケースもあります。

また、治療には、診断・準備期間、矯正期間、保定期間という3つの段階があります。まず、歯型の採取やシミュレーションによる診断が行われ、その後に複数枚のマウスピースを交換しながら歯を少しずつ動かしていきます。

治療が終わったあとには保定期間と呼ばれる、歯が元の位置に戻らないように固定する期間も設けられます。この保定期間は歯を動かすためにかかった期間と同程度とされており、実質的な矯正治療の一部と考えることができます。

さらに、マウスピース矯正では装置を1日20〜22時間装着しなければなりません。装着時間が短いと歯が思うように動かず、治療が予定よりも長引くこともあります。治療をスムーズに進めるためには、マウスピースの装着時間を守ることが大切なのです。

マウスピース矯正の治療期間が長いケース

マウスピース矯正の治療期間が長いイメージ

マウスピース矯正では当初の想定よりも治療期間が長くなるケースもあります。

治療が長引く主な要因には、歯の状態だけではなく、患者さま自身の装着習慣やライフスタイル、さらには矯正計画の複雑さなど、さまざまなものがあります。また、マウスピースの装着忘れや取り扱いミスも大きな影響を及ぼします。

ここでは、特に治療期間が長くなりやすいケースについて解説します。

複雑な歯並びや噛み合わせの問題がある場合

歯が大きく重なり合っていたり噛み合わせのズレがあったりする場合には、歯を移動させる距離が長くなるため、治療期間が長くなるケースが多いです。また、歯の本数が少ない、あるいは過剰歯がある場合なども調整が複雑になるため、時間がかかる傾向があります。

マウスピースの装着時間が不足している場合

マウスピース矯正では、装置を1日20〜22時間装着する必要があります。これを守らないと、歯の移動が計画通りに進まず、治療全体が遅れることになります。例えば、食事や歯磨きのあとに装着を忘れたり、外出時に装着を忘れたりした場合、歯の動きに大きく影響します。

また、装着時間は足りていても、マウスピースが正しくフィットしていないと効果が薄れる場合もあります。意識的に装着時間を確保し、日々の習慣を見直すことが、計画どおりに治療を進めるための鍵となります。

マウスピースを破損・紛失した場合

マウスピースは薄く透明な素材でできており、取り扱いに注意が必要です。落としたり過度な力を加えたりすると割れることがあります。また、誤って捨てることも少なくありません。

マウスピースが破損・紛失した場合、再作成が必要になる可能性があります。新しいマウスピースが完成するまで数週間はかかるため、その間に歯が元の位置に戻るリスクがあります。

このようなトラブルが繰り返されると、全体の治療スケジュールがずれ込みます。そのため、マウスピースは丁寧かつ大切に取り扱う必要があります。

追加のマウスピースが必要な場合

矯正治療中、思うように歯が動いていなかったり噛み合わせに不具合が見つかったりした場合、治療計画の見直しが行われることがあります。この場合、追加で新しいマウスピースを作成することがあるのです。

そうなると、再度歯型のスキャンやシミュレーションを行うため、治療期間が延びることもあります。こうした調整は、最終的な仕上がりを良くするために不可欠なステップですが、治療全体のスケジュールには影響を及ぼします。

加齢に伴って歯が動きにくくなった場合

マウスピース矯正においては、年齢によっても歯の動きに差が出ます。特に高齢者は、骨の代謝が若年層に比べて遅いため、歯の移動にも時間がかかる傾向があるのです。

大人の矯正が難しいわけではありませんが、あらかじめ時間がかかる可能性があることを理解しておくと、治療へのストレスも軽減されます。

マウスピース矯正をスムーズに進めるためには

きちんとマウスピース矯正の装置を装着するイメージ

マウスピース矯正は、患者さま自身の協力度によって治療効果が大きく左右される治療法です。特に、マウスピースの装着時間や取り扱いに対する意識が低いと、予定していたスケジュールよりも治療期間が延びる可能性があります。

逆に言えば、日々の行動を工夫することで、矯正をより効率的に進められるようになります。ここでは、治療をスムーズに進めるために意識しておきたいポイントを具体的にご紹介します。小さな習慣の積み重ねが、結果的に満足度の高い治療結果へとつながります。

毎日の装着時間をしっかり守る

マウスピース矯正において、最も重要なのが装着時間の確保です。原則として1日20〜22時間の装着が求められます。食事と歯磨きの時間を除いては、常にマウスピースをつけている状態が望ましいです。

装着を忘れやすい方は、アラームを活用したり、食後すぐに再装着する習慣をつけたりすると良いでしょう。自己管理が難しいと感じる方は、矯正記録をつけることで意識を高めることができます。

正しい方法でマウスピースを取り扱う

マウスピースは熱に弱いため、高温の場所に放置すると変形することがあります。また、ティッシュに包んで置いておくと、誤って捨てるリスクもあります。持ち運び用のケースを活用し、外出時や食事中も安全に保管できるようにしましょう。

破損や紛失を防ぐことで、無駄な治療の遅れを避けることができます。清潔な状態を保つことも重要であり、定期的に専用の洗浄剤を使用してお手入れを行うと効果的です。

定期的な通院を怠らない

マウスピース矯正中は定期的に歯科医院を受診する必要があります。予定通りに歯が動いているかどうかを確認し、必要に応じて治療計画を調整するためです。

定期受診を怠ると、万が一、お口の中にトラブルが起こっていても発見が遅れ、治療期間に影響を及ぼす可能性があります。矯正治療中に違和感があるときは、早めに歯科医師に相談しましょう。小さなズレや不具合を放置すると、のちの調整に時間がかかることがあります。

まとめ

旅行を楽しむ女性

マウスピース矯正の治療期間は、症状の程度などによって大きく異なりますが、おおむね6か月から3年とされています。

ただし、マウスピースの装着時間が不足していたり、マウスピースを正しい方法で取り扱っていなかったりすると、治療期間が長くなる可能性があります。

治療をスムーズに進めるためには、マウスピースの装着時間を守ることや、定期的に通院すること、正しい方法でマウスピースを管理することが欠かせません。

患者さまご自身の協力次第で、より満足度の高い結果が得られる可能性もあります。マウスピース矯正を検討中の方は、これらの管理ができるかも考慮して選ぶことが大切です。

マウスピース矯正を検討されている方は、兵庫県宝塚市「宝塚南口駅」より徒歩0分の宝南ショップス2階にある、宝塚南口駅の歯医者「宝塚歯科H&L」にお気軽にご相談ください。

当院のホームページはこちらweb予約LINE相談は24時間受け付けておりますので、ぜひご覧ください。